以前不良在庫になったガチャガチャを出品し、
ヤフオクで小遣い稼ぎしていたので、ネットショップは
ローリスクな商売だと思っていた。
ヤフーではなく楽天
内容に惹かれたのと、その時は楽天
あったのだと思う。
丁度10周年のイベント中で、料金もヤフーとかわらず、
思い切って始めてみようと資料を取り寄せた。
早速担当者から連絡が入り、「審査と出品準備に時間がかかるので、
早めに申し込んだほうが絶対良いですよ。
今なら年末の繁盛期にも間に合いますよ。」と促され、
自信もあった私はすぐに申し込みをした。
審査というのはHPの内容が規約に違反していないかを
確認するもので、先にショップページを作るのが前提だった。
契約を済ませると料金も発生し、早く売上を作ろうと、
ページ製作に没頭した。
1週間ほどでとりあえずの形を作り、無事審査も通った。
私は当時小さな住宅リフォーム屋を経営していたので、
作業は深夜まで掛かり、オープンが決まった時はうれしさの反面、
不安もあった。
なにせ片手間で利益が出せればと思っていたのに、
不慣れなせいもあって本業に支障が出るくらい時間を
とられてしまうのだ。
こうなったら絶対儲けてやるぞと思うのだったが、
そんなに甘くは無いのも痛感した。
まず、ショップへのアクセスが全く無い。
とにかくお客さんの目に留まらなければ話にならないのに
1日のアクセスがゼロ・・・。
そんな時を見計らってか楽天の担当者から電話。
「最初はみんなそうですよ。懸賞やオークションで
集客してください。」とのこと。
鼻っ柱を折られた私は意地になり、主力商品を楽天
懸賞やオークションにも参加した。
すると今までゼロだったアクセスが懸賞初日に500人。
商品も売れ始め、1000円台の商品が1日5〜6個、
時には1日3万円の売上の日もあった。
オープン初月の売上が約10万、2ヶ月目には30万を売り上げた。
ところがお客さんは私の思惑を見透かしたかのように、
利益の出ないオトリの商品ばかりを買って行く。
他のお店と比較して購入しているのだろう、
少しでも高いとお客さんは目もくれない。
新米出店者VSベテラン消費者では勝負は見えている。
だが当時の私は後に引けない状況もあった。
本業の仕事で元請が倒産し、未回収の売掛が300万・・・。
もともと下請仕事は人件費が出ればよいほうで、
丸々かぶることになった私は少しでも現金が欲しかった。
自転車操業の渦中で半年間ネットショップをしていた私も
半年後に楽天
楽天
だったが、ネットショップではそれを活かすことが出来なかった。
私のやっていたことはサービス業としての小売業ではなく、
商品と消費者の間に介在する余計なブローカーだったのかもしれない。
楽天
その他の小売業者はサービス業に徹しないと生き残っては
いけない。
商品を売るのではなく、サービスを売る販売者。
もしくは「生産力のある販売者が生き残る」というのは
当たり前のことなのかもしれない・・・。
私は消費者に対してこともあろうに宣戦布告をしてしまった。
そのへんの商店で買うより、多少安く仕入れが出来る
という優越感だったかもしれない・・・。
私だって一消費者だったはずなのに・・・。
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